友達ってなんだろう

 オンライン上で友だちを作るあまりにも簡単な方法|ボクノタメニ泣イテクレ > 雑記を眺めて、友達ってなんだろう、とふと思う。

 私の人との距離感はおかしいらしくて、おおむね身内(1)とそれ以外(0)という2つしかない。まあ、職場の同僚、高校時代の同窓生、親戚、くらいの多少のグラデーション(扱いの違い)はあるんだけど、感情的な区別はあんまりない。

 身内というのは肉親であり、一線を越えた恋人以上という非常に少数(高々10人程度)である。こちらから通常はしないようなこと(いたずら、悪ふざけ、怠慢、迷惑な要求)をするし、同様のことをされても許す。その代わり、比較的こまめな感情的フォローが必要(愛してますよというアピール)なので維持人数多いと疲れる。

 それ以外というのは、ほんとにそれ以外で、外国人だろうが日本人だろうが、子供だろうが大人だろうが、ほとんど区別なく「他人」だったりする。扱いはほぼ平等で、行為に怒ることはあっても、人格は否定しない。ていうか、否定するほど相手に興味がないというのが本当のところだったりする。一応自分の縄張りに入ってる場合(部下だったり、班が一緒だったり)は優遇するんだけどね。そのへんは「そうすべき」だから義務的な側面が強い(感情的に仲間意識が強いわけでは決してない)。

 一方的にファンだったり好きだったりする人はいなくもないんだけど、これは身内予備軍というか。よっぽど気に入るとしつこくからんでしまうのでまずかったり。こちらからの距離感が一方的に身内(1)に傾くとバランスが悪くなって相手がドン引きしてしまう。

 最近は気をつけてるんですけどねー。ふう。結局、関係維持のために努力する気力が、自分の好意レベルに依存しちゃってるのですね。面白くて気に入ってる相手は1で、それ以外の興味ない相手は0という。

 なんか、そういう、1か0か的な区別があるので、0.5くらいの「友達」という位置の人がなかなかできにくかったりする。1の「身内」になら払える注意が0.5だと払えないので、相手が失望してそのうち疎遠になってしまうことが多い。で、疎遠になったことを気にもしてないからさらに相手が失望するという。でも、別にこちらてきには目減りしてないので、ふっと戻ってきても普通に同じように付き合ったりはできる。

 別に嫌いじゃないけど、そばにいないものをわざわざ追っかけてまでフォローしようとは思わない。いなければいないで気にならない。いたらいたで相手する(うざいと相手しない)、というのだと、女の子には「冷たい」と言われる…かな。もう、最近そういう人とはほとんど付き合ってないけど。

 プロジェクトとかをうまく運用するには0.5くらいのたくさんの友達を持てるといいんだろうけど、私には難しいなぁ。

 そういうわけで、たくさん友達を維持している人を見ると、器用だなぁと思うのでした。