Fri, Sep 11

  • 11:53 ラブプラス。昔アシモフのロボットもので美形のロボットに恋する奥さんの話があって、開発者の博士が「ロボットは恋しないが、女は恋できるのだ」的なことを言ってて、結局恋愛というのはそういうものだと思った覚えがある。
  • 11:54 実際、アイドルに恋する人だって、あるいは目の前の誰かに恋する人だって、その相手というのは自分の中に映し出された幻影なのだ、と。
  • 11:55 ただまあ、リアル目の前の人間だと、付き合ってるうちに幻影とのギャップが出てきて、面倒になったり冷めたりもする。
  • 11:56 そうなってから、別れるのも大変だしね。
  • 11:57 その点、ゲームの疑似恋愛は後始末がなくて楽だろう。
  • 11:58 より現実に近い(そして、都合のいい)反応が返ってくるようになれば、(疑似)恋愛が消費財になっていく。リアル恋愛がめんどくさいという人、それで十分だという人はそちらに流れていくだろう。
  • 12:02 そうすると、自由意思を基盤とした恋愛による結婚観にもまた変化が出てくるかもしれない。本来的に、結婚と恋愛は別物だから。
  • 12:13 そもそも、恋愛感情というのは脳内にPEAと呼ばれる、一種の脳内麻薬が出た状態のことだ。ドキドキして、その人を思わず目で追って、そばにいたくなり、触れると気持ちがよく、いないと禁断症状を起こす。
  • 12:14 ほんわかしてそばにいると落ち着くのよねーでも、いなくても大丈夫、というのは、少なくとも「恋に落ちてしまった」状態とは違う。
  • 12:16 恋というのはかなり苛烈な感情で、その人の通常時の判断力を奪ってしまう。禁断症状も苛烈だ。恋は盲目、あばたもえくぼ、お医者様でも草津の湯でもなおりゃせぬ。
  • 12:18 そして、PEAの分泌そのものは数年、長くても4年程度で終わってしまうことが知られている。
  • 12:19 恋愛=結婚とすると、恋愛の終焉が結婚の終わりになってしまう。実際、アメリカではそんな感じらしいが。
  • 12:21 結婚というシステムが、そもそも子供の養育や老後の生活のような、長期に安定した環境を提供するものとするならば、その基盤を短期しか続かないことがわかっている恋愛感情に置くのは不適切だろう。
  • 12:25 結婚は、「この相手とは長期にわたって信頼関係を築けるか」という視点でなされるべきじゃないか、と、常々思っている。
  • 12:27 ついでに、恋愛感情が発生しないタイプの人々も一定数存在しているようだ。たまたま、これまで発生してない人も含めると結構な数いそうな気がする。
  • 12:29 だからまあ、恋愛感情に基づかないで結婚して、信頼関係なり家族的親愛の情を育てるなりというのは、むしろ望ましいんじゃなかろうかとも思う。
  • 12:30 ただ、結婚後、これまで恋愛感情に慣れてない人が、麻薬的な恋愛感情に溺れちゃうと、問題なんだけどね。
  • 12:31 恋愛なり執着なりというのは、男女の間にはやはり存在して、他人に走られると不快にはなる。
  • 12:32 当然、結婚という契約には貞節の義務もあるしな。
  • 12:32 で、結局何が言いたいかというと。結婚しても恋愛したい人にも、疑似恋愛システムはいいんじゃなーい?みたいな
  • 12:33 ぐだぐだな結論でした(おい)
  • 12:33 ということで(どういうことで)、男性版お待ちしてます。
  • 12:34 ラブプラス、ガールズサイド、かもん!

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