捨てられててショック

なぜ日本はテポドンで右往左往するのか?

 中身テポドンと関係ねえええ、と叫びつつ、目を剥いたのは以下の記述。

大阪府吹田市万博記念公園内に建設構想があった「国立産業技術史博物館」のために、大阪府などが作った協議会が蒐集した歴史的な産業資料2万数千点が、一度も公開されないまま廃棄処分されることが決まったというのです。

 工工エエエエエ(;゚Д゚)エエエエエ工工

 ちょ、ま。まじで?!

と検索したところ…

エル・ライブラリーさんの尽力がすごい。偉い!ありがとうございます!
でも、限界が…

が、大型・小型の織機などは引き取り手なし。

戦前の織機(毛用・絹用、靴下編み機など)。

製茶機械類も引き取りなし。

大正から昭和初期にかけての機械類(蒸機・火炉・粗揉機・再乾機・精揉機・合組機)。

旋盤などの工作機械もほとんど残っていました。

 ぎゃああああああ。技術スキーとしてはすごくショックです。うああん、まじで涙出てきた。

 少しでも多く助かってますように…。早く気がついてれば、知り合いに声をかけれたのに…3月なら個人的にも拾いに行けたかも。がっくし。

#追記:いくつか助かってたみたい?

id:l-library:20090402:1238634566
3月23日に島津製作所の「島津創業記念資料館」が、廃棄寸前の産業機械類を急遽、救出されました。島津資料館の方が産業資料廃棄の報を知って、急ぎ万博公園の現地に駆けつけ、まさに廃棄される寸前の機械を引き取られたのです。その迅速な対応には驚くばかり。

 お、おおお。まじで!?もしかして、助かってる?
 偉い!偉いよ、島津製作所。好意ポイントが+100UPだ!ありがとうありがとう。救出された機械たち良かったなぁ。

#追追記

id:Thsc:20090323:p3
記憶されねばならないのは、廃棄処分開始で初めてニュースを知って飛んできた資料館があった事実。勝手に公表していいのかわからないので伏せるが、名前を聞けば「そこは当然関心を持つだろう」と納得するぐらいのところだ。

引き取りの打診が不十分であったことの証左であるばかりではない。先にニュースを聞いた時点で心当たりに電話やメール1本入れるぐらいは誰にだってできたのに、誰もしていなかったことになる。

文化遺産の喪失を嘆き関係者を批判し、知的エリート(笑)ぶって悦に入る権利は誰にもないわけだ。ツテがなかろうが現地入りできなかろうが、できることはあったのだから。

およそこのニュースに初期の報道時点で関心を持った人は、ひとしく不作為の謗りを免れない。自らの失点として捉えねばならないだろう。

 ほんとに酷いよ。もっと前に知ってたら、知り合いの機械屋さんにこれやばいよやばいよーって声かけくらいしたのに…めそり。

 なくなったものは帰ってこないじゃないか。ばかぁ。昔の職人さんの技術が永遠に失われ…ぱたり。

#追追追記

幻の産業技術史博物館
貴重な財産の処分を3月6日に決定して、3月23日に実行する。文化がないというより、一方的な価値観を押しつけるFascismと感じてしまうのです。

 ぐぎぎぎぎぎ。